開業準備を進めていく上で重要な要素の1つに『開業資金の調達』があります。
「開業するにはいくらのお金が必要なの?」
それは、開業されるクリニックの形態(戸建・テナントなど)によっても大きく違ってきますし、設置する医療機器の点からも診療科によって異なります。
また、建物や設備だけでなく、開業したのちの主たる収入源となる保険診療収入(レセプト請求)が2か月後に入金されることや、初期段階での患者数が不確定であることを考慮しますと、開業後半年分ほどの運転資金も確保しておきたいところです。
ですから、最低でも数千万円から、2億、3億といった資金調達が必要です。
「開業するに当たり、あまり自己資金がないのですが・・・」
開業を目指す方々が皆すべて資金の蓄えをされているわけではありません。
もちろん、資金をフルローンで開業される方も多くいらっしゃいます。
仮に、これまでに蓄えてきたとしても、それを開業資金に充ててしまうと、手持ちがさみしくなり不安もありますよね。
開業後のご自身の生活の安定のためにも、ある程度自己資金は残しておきたいところです。
「借入に当たりどこの金融機関がいいの?」
「金融機関との折衝はどのようにすればいいの?」
借入をする際、重要になってくるのが、開業後の経営計画です。
金融機関も貸したお金がしっかりと利息を付して返ってくるか見極めたいですからね。
また、必ずしも大手の金融機関が良いわけではなく、地方銀行や地元の信用金庫でも、しっかりと開業をサポートしてもらえるところは多くあります。
このように、クリニックの開業に際し、資金・融資といった『お金』に関することは、
避けては通れない重要な課題です。
大板会計事務所では、グループ会社を含め過去700件以上の開業支援の実績を踏まえ、
現在も最新の情報をもとに、開業サポートをいたしております。
金融機関のご紹介、豊富なデータを根拠とする信用性の高い経営計画書の作成、開業後の経営分析および資金面でのアドバイスなど、『お金』に関するお悩みを共に解決いたします。